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『スピードラーニング英語』第10巻の聞き流しの感想レポートです。

第10巻のタイトルは「アメリカへようこそ」です。

ニューヨークに行く上司が部下にアメリカ人の友人を紹介してもらう英会話シーンや、サンフランシスコへの新婚旅行のシーン、ロサンゼルスへの旅行や、南部の女性二人の会話シーンなどが、ほぼオムニバスの構成で収録されています。

聞き流しながら、アメリカの有名観光地のことを知ることもできるなど、アメリカに旅行するときにも役立ちそうな情報が収録されています。

また、南部女性の会話シーンでは、南部なまりといわれるアクセントを体感できます。

スピードラーニング英語 第10巻パッケージ

 

第10巻の概要

第10巻の英会話シーン・タイトルです。

1.ニューヨークに行く
 Going to New York

2.電話で
 A Telephone Conversation

3.サンフランシスコへ新婚旅行
 Honeymoon in San Francisco

4.ロサンゼルスを訪れる
 Visiting Los Angeles

5.二人の南部美人
 Two Southern Belles

第10巻のシーンタイトルで、気になるフレーズや、おかしいんじゃね?と思える気になる会話の内容について、メモしておきます。

スピードラーニング英語 第10巻の中身

ニューヨークに行く

上司の伊藤氏が、部下の昭子に、アメリカ人の英語講師を紹介してもらう英会話シーン。

伊藤氏は、近々、ニューヨークに行くため、アメリカについての知識やニューヨークの名所を教えてもらいたいようです。

そのときの英会話です。

MR.ITO I’m looking for someone who can tell me about America. アメリカについて教えてくれる人を、探しているんだ。
I also want to find out what I should see when I go to New York. それから、ニューヨークへ行ったら何を見たらいいかも知りたいし。
AKIKO I know the perfect person for that. ぴったりの人がいますよ。

昭子が答えている「the perfect person」は「最適な人」という意味です。

ちなみに、チョット前に流行っていた「perfect human」(パーフェクトヒューマン)は、「理想の人」という意味になるので、使い方には注意が必要ですね。

電話で

ここの英会話は先ほどの続き。

昭子がアメリカ人の友人「マーク」に、英語講師の件で電話をしているときの英会話シーン。

マークは、昭子がアメリカに滞在していたときの友人です。

マークが英語講師の依頼を快諾。そのあとは滞在していたときの昔話に。

その昔話の英会話から。

AKIKO I really like Ellis Island. 私はエリス島がすごく好きなの。
So much of America’s history started there. アメリカのいろんな歴史が、そこから始まったんですもの。
MARK Yeah, that’s where so many people immigrated into the country. うん、大勢の人がアメリカに移住してきたところだ。
Many of them came here with little or nothing. その多くが、ほとんど何も持たずにやってきた。
But those who worked hard were able to make better lives for themselves. でも、一生懸命働いた人達は、自力でいい暮らしができるようになっていった。
It has made New York the “mixed salad” of the world. ニューヨークは世界の「ミックスサラダ」になったんだ。
AKIKO What do you mean? どういう意味かしら?
MARK Well, there are so many different races and cultures, living together in one place. つまり、人種や文化の違う人が大勢一箇所に集まって住んでいるってことさ。
So it’s like a salad, with many different foods and flavors making one beautiful dish. だから、サラダ。いろんな食材と味で、おいしい一品ができているだろう。
It used to be called a “melting pot.” 前は、「人種のるつぼ」と呼ばれていたけれど、
But a “mixed salad” seems to be a more appropriate term. 最近は、『ミックスサラダ』が的をいた表現になっているよ。

この会話から、アメリカのはじまりと、「人種のるつぼ」が『ミックスサラダ』という表現に変化していることを知ることができます。

そのほかにも、ニューヨーク界隈でのショッピングやレストラン、イベントなど、ニューヨークに行って役立ちそうな情報も英会話に収録されています。

サンフランシスコへ新婚旅行

裕子とケンが、サンフランシスコへ新婚旅行に来ているときの英会話シーン。

会話に出てくる有名どこは、ゴールデンゲート・ブリッジ、ゴールデンゲート公園、ロンバード通り、アルカトラズ、フィッシャーマンズ・ワーフなど。

そのなかで、個人的に行ってみたいと思ったところは「フィッシャーマンズ・ワーフ」。

その英会話シーンがこちらです。

KEN Then after that, we can explore Fisherman’s Wharf. その後で、フィッシャーマンズ・ワーフを見て回ろう。
HIROKO Great! I want to eat the best seafood in America! すてき!アメリカで一番のシーフードが食べたいわ。
That’s what everyone says about the Wharf. 誰もがそう言ってるのよ。

だれもが言っている、アメリカでいちばんのシーフードには興味がそそられます。とくに、クラムチャウダーが美味しいらしい。

ネットで検索すると、フィッシャーマンズ・ワーフには、たくさんのショップやレストランが立ち並んでいて、サンフランシスコでも有名な観光スポットの一つだそうです。

あと、英会話シーンのなかでは、サンフランシスコについて、こんなことも話していました。

KEN There’s so much culture and beauty in San Francisco. サンフランシスコには、文化がたくさんあって、きれいだね。
HIROKO It’s easy to see why this is considered one of the most beautiful cities in the world. なぜサンフランシスコが世界で最も美しい町の一つと言われるか、よくわかるわね。
KEN Yes, everything we’ve seen is like something in a painting. ああ、見るものすべてが絵のようだよ。
It’s as if an artist designed and painted this whole city from his imagination. まるで、芸術家が、自分の感性で、この町をデザインして、色をつけたみたいだ。

この英会話を聴くと、サンフランシスコに行ってみたくなります。

うーっ!行ってみたい!!!

ロサンゼルスを訪れる

ロサンゼルスに旅行に行っていたべスが浩司にお土産話をしている英会話シーン。

ビバリーヒルズについて、こんな会話がありました。

KOJI I heard that Beverly Hills is spectacular this time of year. ビバリーヒルズは、一年のうちで、今が壮観だって聞きました。
BETH It sure is spectacular! そう、すてきよ。
All of the Christmas lights are up. クリスマスのライトアップで
The mansions look incredible. マンションが驚くほどきれいなの。
KOJI There are mansions in Beverly Hills? ビバリーヒルズにマンションですか?
I thought it just had big houses. 大きな家しかないと思ってたのに。
BETH A mansion is actually a huge house, not an apartment building. マンションは豪邸のこと、アパートみたいな建物じゃないのよ。
That’s just Japanese-English. それは日本式の英語よ。
But it’s become so common that most Japanese people don’t know the real meaning. でも、すっかり定着しているから、日本人はほとんど本当の意味を知らないわね。

「マンションは豪邸のこと」って初めて知りました。

豪邸は英語で「a huge house」って言うんですねー。

あと、ロサンゼルスの道路の渋滞についても会話していました。

BETH The traffic is horrible in L.A. ロスの道路は渋滞がすごいのよ。
KOJI I hear that it’s as bad as in Tokyo. 東京みたいにひどいって聞いてますが。
BETH Yes, it is. ええ、そうね。
The only difference is that you see a lot of great cars. 唯一の違いは、すごい車がたくさん走ってるってことね。
Like convertibles, Mercedes, Rolls-Royces, and big S.U.V.’s. オープンカー、ベンツ、ロールスロイスや、SUV。

ロスの渋滞は、東京みたいにひどいという話のなかで、走っているクルマのグレードはロスのほうが上!という、べスのさりげない自慢がチョット受けます。

ちなみに、「オープンカー」というクルマ、アメリカでは「convertibles」(コンバーチブル)というので、覚えておいて損はないです。

二人の南部美人

このタイトルから、どんな英会話が展開されるか、チョット気になるところですが、ここで印象的なのは「南部なまり」のアクセントです。

2人の南部美人、リンダとケイトが、南部について話している英会話シーンです。

その最初のくだりです。

KATE You sound like you’re from the South. 南部出身の話し方ね。
Where did you grow up? どこで育ったの?
LINDA I was born and grew up in Georgia. ジョージアで生まれて、育ったの。
KATE Oh, where in Georgia? ジョージアのどこなの?
LINDA Savannah. And where are you from? サバンナよ、あなたはどこの出身?
KATE I’m from New Orleans. ニューオリンズ。

わたしが聴いても、これまで聴いてきた英会話とは少し違った発音やアクセントであることが分かります。

でも、「二人の南部美人」ってタイトル、英会話の内容からは、少しビミョーかも?

 

++++++++++

 

スピードラーニング英語の第10巻「アメリカへようこそ」は、アメリカの有名どこを知ることもできますし、アメリカのスケールの大きさが会話の中から伝わってきます。

まだ、口らかパッと英語は出てきませんが、「聞き流し」から「チョット聞き取れるかも?」に変化してきたように感じます。

南部なまりの違いもパッと分かったし、聞き流しを継続しながらも、聞こえたように自分の口で話してみる練習もやってみようと思います。

 

⇒ スピードラーニング公式サイト

 

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