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先日、NHK の番組で、AI(人工知能)の活用で外国語を瞬時に翻訳する「自動翻訳」の技術が急速に進化しているというニュースが放送されていました。

富士通では 12の言語を同時に自動翻訳するシステムを開発中であることや、三菱電機の自動翻訳できるタブレット端末アプリの開発など、これがあればスピードラーニングを使った英会話の勉強なんかしなくていいんじゃね?

ここでは、ニュースで紹介されていたシステムやツールの概要にくわえ、自動翻訳や英会話学習に対する管理人の考えをメモしておきます。

英会話のイメージ

 

進化する自動翻訳システム

富士通は12の言語を同時に自動翻訳するシステムを開発しています。

英語のほか、イタリア語、ドイツ語、フランス語など12か国語を瞬時に翻訳するシステムで、複数のパソコンを使えば、さまざまな外国人と同時にやり取りすることもでき、企業の会議や学校の授業など向けとして、早ければ来年にも発売するとか。

また、三菱電機では自動翻訳できるタブレット端末の開発を進めています。

端末をはさんで、日本語と英語で会話することができ、外国人とコミュニケーションを取ることができる、管理人としてはこれがいちばん便利かもと思えるツールです。

日本語で話しながら画面を指でなぞると、日本語の文章が自分側の画面に表示されるとともに、相手側の画面には外国語に翻訳された文章も表示され英語の音声も同時に流れます。

相手側の外国人も外国語で話しながら画面を指でなぞると、こんどは日本語に変換してくれるという、外国人とコミュニケーションを取るにはとても便利なツールです。

企業だけでなく国も国家プロジェクトとして、自動翻訳システムの開発に力を入れているようです。

こちらは、ニュースでは流れていませんでしたが、国立研究開発法人「情報通信研究機構」では、スマートフォンなどで使う自動翻訳アプリ「VoiceTra」を無料で公開し、実証実験を行い、2020年までの実用化を目指しているとか。

実際に、App Store や Google Play で無料でダウンロード・利用することができます。

管理人もダウンロードしてみましたが、個人情報などの扱いには不安が残りそうです。

たとえば、以下の規約・・・

入力された音声やテキスト、その翻訳結果、端末情報(固有ID含む)、通信履歴、アプリの操作履歴、また利用者のプロフィールや位置情報(以下これらを合わせて「利用データ」といいます)は、すべて ”VoiceTra”のために NICT が提供しているサーバに記録されます。

これ、利用者データから個人を特定することはしないとは言っているものの、固有IDまで送信しちゃったらマズいでしょ!

 

自動翻訳に対する管理人の考え

たしかに、自動翻訳は便利だと思います。

これなら、英会話の勉強もやらなくてもいいかも?なんて思ったりもしますが、でも、ほんとうのコミュニケーションは、直接の会話のなかから生まれるものだと思います。

さらに、自動翻訳機が、ほんとうに自分が伝えたい内容で正しく翻訳してくれるかは・・・ですよね。

そこそこの精度での翻訳はできても、ざっくばらんな会話まで翻訳できるようになるかは疑問が残ります。

どっちがいいとか悪いとか、べつに自動翻訳を否定するつもりもありませんが、個人的には、自分の耳で聞いた英語を自分の頭で理解して、そして自分の言葉で英語で伝えたいと思っています。

流ちょうな英語でなくても、片言の英語でコミュニケーションしたほうが、よりフレンドリーに会話できるような気がします。

管理人としては、50代になってから英会話学習を始めた理由を忘れずに、スピードラーニングでシッカリと英会話の学習を続けていきます。 ← あらためての決意表明です!

 

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